“𣠽上”の読み方と例文
読み方割合
はじやう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取り上げて見れば小柄（こづか）であつた。更に熟視すれば、𣠽上（はじやう）の象嵌は関帝であつた。遺失者を訪ぬる道もないので、榛軒は持つて帰つた。此小柄は後請ふ人があつて譲り与へた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) ／ 森鴎外(著)