“黄浦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ホアンプー50.0%
ワンプー50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黄浦ホアンプー河の岸に楊柳ようりゅうの花が咲いて散って空に飜えり、旗亭や茶館や画舫などへ、鵞毛のように降りかかる季節、四五月の季節が来ようものなら、わけても日本がなつかしくなるよ。
鴉片を喫む美少年 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
海のような河口から船はやがて支流の黄浦ワンプー江にはいって行った。川はばが狭くなり、河岸がだんだんと間近に見えてきた。
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)