麒麟閣きりんかく)” の例文
「このたびは老骨に、荊州討伐の大命を仰せつけられて……」と、馬騰が拝命のお礼を伏奏すると、帝は無言のまま彼を伴って、麒麟閣きりんかくへ登って行かれた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)