“鹵獲”の読み方と例文
読み方割合
ろかく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
呉の軍勢は、勝ちに乗って、途中、敵の馬を鹵獲ろかくすること三百余頭、さらに進撃をつづけて、遂に南郡城外十里まで迫って来た。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
せっかく、鹵獲ろかくした木牛流馬が、この場合には、味方の足手まといになりはしまいか? と王平が眉をひそめていると、孔明は
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして魏軍は多くの木牛流馬と蜀兵の捨てて逃げた馬具、金鼓、旗さし物などを沢山に鹵獲ろかくしたのち、凱歌賑やかに帰ってきた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)