鳶尾山とびおざん)” の例文
あれととんがった山の間あたりになりますな、あの山は鳶尾山とびおざんというんで、あれに抱かれてこうなったところに荻野山中、大久保長門守一万三千石の城下があろうというもんです、たとえ一万石でも
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)