“魚切庖丁”の読み方と例文
読み方割合
うおきりぼうちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されどもかかる夜中にひとりこの辺にべき道理なければ、必定ひつじょう化物ばけものならんと思い定め、やにわに魚切庖丁うおきりぼうちょうを持ちて後の方より差し通したれば、悲しき声を立てて死したり。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)