高津道性たかつどうせい)” の例文
の旗上げをふれ、土佐や長門へ打って出ていたし、また石見いわみノ国高津港の海賊、高津道性たかつどうせいも海陸軍ふた手にわかれて、中国探題の長門の庁——北条時直の居館を水陸から攻めていた。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)