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首縊
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くびくゝ
ふりがな文庫
“
首縊
(
くびくゝ
)” の例文
イヤだねエ、二つや三つの子が
首縊
(
くびくゝ
)
りや身投げをするものか。物好きに石を踏臺にして井戸を覗いて、グラリとやつたのさ。
銭形平次捕物控:108 がらツ八手柄話
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
首縊
(
くびくゝ
)
りが二人ばかりあつた、人目を避けるに、都合がいゝとは言ひながら、不思議なことに、死ぬ人は原始的に安息な自然を選ぶ、川や海に身を投げる人と森の中で
縊
(
くび
)
る人と。
亡びゆく森
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
「
首縊
(
くびくゝ
)
りの新手なんかつまらないぢやないか。そんなに死に度きや、何んだつて
梁
(
はり
)
にでもブラ下がらなかつたんだ、——ところで、話はそれつきりか」
銭形平次捕物控:305 美しき獲物
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
よく眠るのが私の自慢で、心に屈托がないからでございます。起きて見ると、あの騷ぎで、澤庵石の
首縊
(
くびくゝ
)
りは、江戸始まつて以來で——尤も、昨夜はお國は居りませんでした。
銭形平次捕物控:316 正月の香り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
今日はいよ/\忠左衞門を塀側の松の木に吊り上げ、外からは
首縊
(
くびくゝ
)
りの自殺と見せかけることになり、宗吉は忠左衞門の寢息をうかゞつて、その首に繩をかけることを引受けさせられました。
銭形平次捕物控:316 正月の香り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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「澤庵石の
首縊
(
くびくゝ
)
りか、そいつは變つてゐるな」
銭形平次捕物控:316 正月の香り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
首
常用漢字
小2
部首:⾸
9画
縊
漢検1級
部首:⽷
16画
“首縊”で始まる語句
首縊松
首縊幽霊