“くびくゝ”の漢字の書き方と例文
語句割合
首縊100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よく眠るのが私の自慢で、心に屈托がないからでございます。起きて見ると、あの騷ぎで、澤庵石の首縊くびくゝりは、江戸始まつて以來で——尤も、昨夜はお國は居りませんでした。
今日はいよ/\忠左衞門を塀側の松の木に吊り上げ、外からは首縊くびくゝりの自殺と見せかけることになり、宗吉は忠左衞門の寢息をうかゞつて、その首に繩をかけることを引受けさせられました。
「澤庵石の首縊くびくゝりか、そいつは變つてゐるな」