飛槍ひそう)” の例文
途端に、彼の隠れた所から、ものの四、五尺と離れていない銀杏いちょうの幹へ、プーン! と凄い音がして一本の飛槍ひそうが突き立った。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)