風雲児ふううんじ)” の例文
ここにおいて、精神界と物質界とを問わず、若き生命の活火を胸に燃した無数の風雲児ふううんじは、相ひきいて無人の境に入り、我みずからの新らしき歴史を我みずからの力によって建設せんとする。
初めて見たる小樽 (新字新仮名) / 石川啄木(著)