トップ
>
静厳
>
じょうごん
ふりがな文庫
“
静厳
(
じょうごん
)” の例文
「時に、ご承知でもあろうが」と花山院の
通種
(
みちたね
)
や、弟子の
静厳
(
じょうごん
)
や、僧正の知己たちは、範宴を、膝でとりまいて、声をひそめた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
花山院の
公達
(
きんだち
)
もいうし、
静厳
(
じょうごん
)
もいうし、他の人々も、すべて同じ意見だった。範宴はやむなく
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
叡山の
静厳
(
じょうごん
)
には、範宴も師事したことがあるので、その
高足
(
こうそく
)
の聖覚法印とは、常に見知っていたし、また、山の大講堂などで智弁をふるう法印の才には、ひそかに、敬慕をもっていた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
静
常用漢字
小4
部首:⾭
14画
厳
常用漢字
小6
部首:⼚
17画
“静厳”で始まる語句
静厳法印