霊異ふしぎ)” の例文
かく那伽はもと帽蛇の事なるに、仏教入った頃の支那人は帽蛇の何物たるを解せず、その霊異ふしぎにして多人に崇拝さるる宛然さながら支那の竜同然なるより、他の蛇輩と別たんとて、これを竜と訳したらしい。