雲遊萍寄うんゆうひょうき)” の例文
肩に重荷を置いているようである。しかしながら自分は今、伝道のこころを放下ほうげしようとする「激揚の時」を待っている。だからしばらく「雲遊萍寄うんゆうひょうき」して、ここに先哲の風をまねようと思う。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)