“雨障常為公者”の読み方と例文
読み方割合
アマツヽミツネスルキミハ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万葉集に「雨障常為公者アマツヽミツネスルキミハ 久堅乃ヒサカタノ 昨夜雨爾将懲鴨キノフノアメニコリニケムカモ」(巻四)と言ふ歌がありますが、この場合、あまと言ふ言葉は降る雨なのです。つゝみと言ふ事は、雨に対しての慎み、雨の物忌みですね。
国語と民俗学 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
すると、「雨障常為公者アマツヽミツネスルキミハ」と言ふ事がよく訣つて来ます。
国語と民俗学 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)