“閉場時”の読み方と例文
読み方割合
はねどき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然し、やがて正午ひるが廻って四時が来、愈々いよいよ大観覧車の閉場時はねどきになると、さしも中空を塞いでいる大車輪にも、見事お筆の所望が入れられたのであろう。ぴったりと紅の指針を宙に突っ立てたのだった。
絶景万国博覧会 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)