長土塀ながどべい)” の例文
もうその頃、おかへ上がったお米と宅助とは、長浜ながはまの河岸から本願寺の長土塀ながどべいに添って、ぶらりぶらり肩をならべてゆく。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)