“鉋目”の読み方と例文
読み方割合
かんなめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
久能張（くのうば）りのサミダレになった鉋目（かんなめ）がまだ新しく見える胴の内側には、蛇の鱗ソックリに綾取った赤樫の木目が眼を刺すようにイライラと顕（あら）われていたからである。
あやかしの鼓 (新字新仮名) ／ 夢野久作(著)