鉄板てつ)” の例文
旧字:鐵板
と、何か固いものに触つた!……犂がカチつと音を立てて、もうそれ以上は通らぬ。その時、彼の眼にははつきりと、鉄板てつを著せた小型の櫃がうつつた。
その代り、あれだけの長櫃はどんな梵妻おだいこくのとこにだつてありつこなしさ。上張りの鉄板てつなんざあ、おれがポルタワへ出仕事に行つたをり、百人長ソートニックの二輪馬車に張つたのより、ずつと上物なんだぜ。