“針妙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんみょう50.0%
しんめう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なぜならば、もうあの二人の盗賊は、多分、住持の老僧と、お雪ちゃんという娘と、それから針妙しんみょうのお光さんというのを、三人だけ縛り上げてしまったようなのでございます。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
もしそれやけに紅粉を廃して、読書し、裁縫し、音楽し、学術、手芸をのみこれこととせむか。女教師となれ、産婆となれ、針妙しんめうとなれ、寧ろ慶庵けいあん婆々ばゞあとなれ、美にあらずしてなんぞ。
醜婦を呵す (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)