酣酔狼藉かんすいろうぜき)” の例文
飛鳥山あすかやまの花見をかく、踊ったり、ねたり、酣酔狼藉かんすいろうぜきの体を写して頭も尾もつけぬ。それで好いつもりである。普通の小説の読者から云えば物足らない。しまりがない。
写生文 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)