都濃津つのつ)” の例文
柿本人麿が石見いわみの国から妻に別れて上京する時詠んだものである。当時人麿は石見の国府(今の那賀なか下府上府しもこうかみこう)にいたもののようである。妻はその近くのつぬさと(今の都濃津つのつ附近)にいた。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)