“那波”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なわ50.0%
なわの50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「てっきり那波なわ泊りと見ておりましたが、今日の船坂越えを控えてのせいか、夕道を延ばして、昨日は宵おそく、有年うねの光明寺と申す山寺にご宿泊です」
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
従うものは上野国の住人那波なわの太郎広純ひろずみを始めおよそ百騎ばかり、六条河原に進んでくると、何処からともなく東国の勢と思われるのが三十騎ばかり現れた。その中から武者二騎が進み出てきた。