遠眼鏡とうめがね)” の例文
彼は、時々筒形の遠眼鏡とうめがねをトランクから取り出して、射撃をする時のやうに一方の眼を閉ぢて、見張番の姿を眺めた。
鏡地獄 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)