その詩は諸君もご承知のとおり山陽の詩の一番初めにっている詩でございます、「十有三春秋じゅうゆうさんしゅんじゅう逝者已如水ゆくものはすでにみずのごとし天地無始終てんちしじゅうなく人生有生死じんせいせいしあり安得類古人いずくんぞこじんにるいして千載列青史せんざいせいしにれっするをえん
後世への最大遺物 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)