トップ
>
迦羅奢
>
がらしや
ふりがな文庫
“
迦羅奢
(
がらしや
)” の例文
その朝に限って、
迦羅奢
(
がらしや
)
は、特にそんな気もちを抱いて、やがて、いつもの朝の如く、良人の
忠興
(
ただおき
)
の居室へ朝の礼儀をしに行った。
日本名婦伝:細川ガラシヤ夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
……
迦羅奢
(
がらしや
)
。そなたは、卑怯であろうぞ。この苦しい忠興の
意
(
こころ
)
も汲まず、後に遺る子も思わず、この場合、何よりやさしい死を選ぶ所存か。
日本名婦伝:細川ガラシヤ夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それのみが、
迦羅奢
(
がらしや
)
の苦心であった。——でもなお、欣ばれるであろうと予期してしたことが反対になったりすると、忽ち
日本名婦伝:細川ガラシヤ夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
迦
漢検準1級
部首:⾡
9画
羅
常用漢字
中学
部首:⽹
19画
奢
漢検1級
部首:⼤
12画
“迦羅奢”で始まる語句
迦羅奢姫