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がらしや
ふりがな文庫
“がらしや”の漢字の書き方と例文
語句
割合
迦羅奢
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
迦羅奢
(逆引き)
その朝に限って、
迦羅奢
(
がらしや
)
は、特にそんな気もちを抱いて、やがて、いつもの朝の如く、良人の
忠興
(
ただおき
)
の居室へ朝の礼儀をしに行った。
日本名婦伝:細川ガラシヤ夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
……
迦羅奢
(
がらしや
)
。そなたは、卑怯であろうぞ。この苦しい忠興の
意
(
こころ
)
も汲まず、後に遺る子も思わず、この場合、何よりやさしい死を選ぶ所存か。
日本名婦伝:細川ガラシヤ夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それのみが、
迦羅奢
(
がらしや
)
の苦心であった。——でもなお、欣ばれるであろうと予期してしたことが反対になったりすると、忽ち
日本名婦伝:細川ガラシヤ夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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