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身性
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みじやう
ふりがな文庫
“
身性
(
みじやう
)” の例文
「あの女の
身性
(
みじやう
)
を洗つてもらひ度いんだ。とりわけ、旦那が死んだ後どうして居るか、旦那の石川屋權右衞門が死んだ晩、何處でどうして居たか」
銭形平次捕物控:276 釣針の鯉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
さうして、女優は品行の正しい
身性
(
みじやう
)
のあまり卑しくないものばかりを選むつもりだと云つた。滑かな大坂辯が暑い空氣の中に濁りを帶びて、眠たい調子をうね/\とひゞかしてゐた。
木乃伊の口紅
(旧字旧仮名)
/
田村俊子
(著)
お羽織だつた頃の
情夫
(
いろ
)
は言ふ迄もなく板屋順三郎のお妾のお禮が
身性
(
みじやう
)
、ことに男出入りを念入りに調べるんだ。二十年も二十五年も前のことだが、そんな事は不思議に世間の人は忘れないものだ
銭形平次捕物控:216 邪恋の償ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「あれは、女房の遠縁で、
身性
(
みじやう
)
がよくわかつてをります」
銭形平次捕物控:263 死の踊り子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
性
常用漢字
小5
部首:⼼
8画
“身性”で始まる語句
身性知