身上骨しんしよぼね)” の例文
「何が、おめでたいことがあるもんかい。足の裏にあざがあるやうなものは、ねこか何かの生れ代りだ。ろくなこたないだ。今にその家の身上骨しんしよぼねが傾くくれェがけりだ。」
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)