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蹣跚
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よろけ
ふりがな文庫
“
蹣跚
(
よろけ
)” の例文
次の停留場に来ると満員の上へ更に二三人加わって、今度は単独に
蹣跚
(
よろけ
)
る余地さえ無くなって了った。と同時に、これが為彼女は方向が自然と変って彼に背を向ける事になった。
乗合自動車
(新字新仮名)
/
川田功
(著)
しかもこの結婚は父母が勸めたといふよりも自分の方が寧ろ
強請
(
せが
)
んだ形にも幾らかなつてゐたので、誰にぶつかつて行く
術
(
すべ
)
もなく自分が自身の手負ひで
蹣跚
(
よろけ
)
なければならなかつた。
業苦
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
“蹣跚”の意味
《名詞・形容動詞》
よろめくさま。
(出典:Wiktionary)
蹣
漢検1級
部首:⾜
18画
跚
漢検1級
部首:⾜
12画
“蹣跚”で始まる語句
蹣跚蹣跚
蹣跚飄々