“踰来”の読み方と例文
読み方割合
こえきた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝、幸村の物見の者、馳帰って、旗三四十本、人衆にんず二三万許り、国府越より此方へ踰来こえきたり候と告げた。これ伊達政宗の軍兵であった。が、幸村静に、障子にりかかったまま、左あらんとのみ言った。
真田幸村 (新字新仮名) / 菊池寛(著)