踏切ふんぎ)” の例文
そこで、結局、行くべきものか、帰るべきものか、白雲ほどの男が、彽徊ていかい顧望して、全く踏切ふんぎりがつかない始末です。
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)