趙子昂ちょうしこう)” の例文
後年の名筆であってしかも天真さに欠け、一点柔媚じゅうびの色気とエゴイズムのかげとを持つ趙子昂ちょうしこうの人物などと思い比べると尚更はっきり此事がわかる。
書について (新字新仮名) / 高村光太郎(著)