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越年
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をつねん
ふりがな文庫
“
越年
(
をつねん
)” の例文
つれて、再びあちらへ渡り、マオカで
越年
(
をつねん
)
しながら、東京の或新聞に長篇の小説を書いて送りたいのだし——
泡鳴五部作:03 放浪
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
うんと
越年
(
をつねん
)
仕事に儲けてくるべ
小熊秀雄全集-06:詩集(5)飛ぶ橇
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
「折角、お鳥も來たから、一緒に
越年
(
をつねん
)
すれば出來るのに!」かう思ふと、「今一つお頼みがあるのです」と、義雄はせめて一年なりとも北海道にとどまつて
泡鳴五部作:04 断橋
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
社で滿足に約束の俸給を拂はれない爲め、まご/\してゐては、
越年
(
をつねん
)
の用意にも困るからといふわけだ。
泡鳴五部作:04 断橋
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
さきに僅かの金でそこに買つて置いたロスケ小屋に一と冬を
越年
(
をつねん
)
して見てもいいとまで思つた。
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
越
常用漢字
中学
部首:⾛
12画
年
常用漢字
小1
部首:⼲
6画
“越年”で始まる語句
越年中