“赤羅”の読み方と例文
読み方割合
あから100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「赤のそほ船」は赤く塗った船である。「沖ゆくや赤羅あから小船」(同・三八六八)も赤く塗った船のことである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
まどろみゐてふと眼をあけし赤羅あから鸚鵡我を見いでて意外気おもはずげなり
河馬 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)