赤染あかぞめ)” の例文
女歌人じょかじんうちでも指折りの赤染あかぞめ右衛門えもんで、其頃丁度匡衡もまだ三十前、赤染右衛門も二十幾歳、子の挙周たかちかは生れていたか、未だ生れていなかったか知らないが、若盛りの夫婦で、女貌郎才
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)