貨物船かもつせん)” の例文
玉太郎が船客として乗っていたその汽船は、フランスに籍のあるモンパパ号という千二百トンばかりの貨物船かもつせんだった。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
パリからボローニュまで道みちおもな町で足を止めて、八日がかりでやっとボローニュに着いたとき、ふところには三十二フランあった。わたしたちはそのあくる日ロンドンへ行く貨物船かもつせんに乗った。