“貧窮組”の読み方と例文
読み方割合
ひんきゅうぐみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて、柳原河岸近くまで来た時分、ここは貧窮組ひんきゅうぐみの騒いだところ。自分が金包を落して、それを夜鷹よたかのお蝶に拾ってもらったところ。そのお蝶こそ恩人である。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
どこへ飛び出したかと言えば、貧窮組ひんきゅうぐみの中へ飛び出して来ました。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
貧窮組ひんきゅうぐみが出来たんだ、貧窮組」