諷誦文ふうじゅもん)” の例文
寂心は長保四年の十月に眠るが如く此世を去ったが、其の四十九日に当って、道長が布施を為し、其諷誦文ふうじゅもんを大江匡衡が作っている。そして其請状は寂照が記している。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)