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読本
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リードル
ふりがな文庫
“
読本
(
リードル
)” の例文
旧字:
讀本
打ち笑いつつ中将は立ってテーブルの上よりふるきローヤルの第三
読本
(
リードル
)
を取りて、
片唾
(
かたず
)
をのみつつ、
薩音
(
さつおん
)
まじりの怪しき英語を読み始めぬ。静聴する婦人——夫人はしきりに発音の誤りを正しおる。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
とナショナルの
読本
(
リードル
)
の発音が何うしても満足に出来ぬので、二人はしたゝか苦しんで居たが、ある日、教師から指名されて、「ズー、ケット、ラン」と読方を初めると……、生徒は一同どつと笑つた。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
“読本”の解説
読本(よみほん)は、中国の白話小説の影響を受けて江戸時代後期に流行した伝奇風小説集。寛政の改革以降流行し、文化文政の頃全盛となり、明治になっても活字本として流布し読み継がれた。
(出典:Wikipedia)
読
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
“読本”で始まる語句
読本物