トップ
>
詭激
>
きげき
ふりがな文庫
“
詭激
(
きげき
)” の例文
また曰く、「幕府へ御忠節は即ち天朝への御忠節、二つこれ無く候」と、これみな月性に向って、その
詭激
(
きげき
)
の論を駁したるなり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
然るに、この良民が家にありて一部の経世書を読むか、または外に出でて一夜の政談演説を聴き、しかもその書、その演説は、すこぶる
詭激
(
きげき
)
奇抜の民権論にして、人を驚かすに足るものとせん。
経世の学、また講究すべし
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
あるいは猛激粗暴なる
檄文
(
げきぶん
)
を投じ、あるいは
詭激
(
きげき
)
無謀なる挙動をなし、
恬
(
てん
)
としてみずから怪しまず、かえって志士の本色となすがごときはなんぞや。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
詭
漢検1級
部首:⾔
13画
激
常用漢字
小6
部首:⽔
16画
“詭激”で始まる語句
詭激急躁