“許斐山”の読み方と例文
読み方割合
このみやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
許斐山このみやまを越えると、道は西郷ノ庄を望んでひらけ、右の山切れには、折々、水平線低く、玄海灘が壁画へきがのような顔をあらわし、強い北風もしばらくは後ろの峠にさえぎられる。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)