“角逐競進”の読み方と例文
読み方割合
かくちくきょうしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「聞いておる、聞いておる。諸葛孔明の面の長さは二尺三寸あったとか。異相のものには、とかく大智奇才が多い。……南に藤波友衛、北に仙波阿古十郎。近来、たがいに角逐競進かくちくきょうしんすることは、すでに上聞じょうぶんに達している。されば……」
顎十郎捕物帳:09 丹頂の鶴 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)