“観柳書屋”の読み方と例文
読み方割合
かんりゅうしょおく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは早く父允成の愛していた木で、抽斎は居を移すにも、遺愛の御柳だけは常におるしつに近い地にえ替えさせた。おる所を観柳書屋かんりゅうしょおくと名づけた柳字も、楊柳ようりゅうではない、檉柳である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)