行李ごうり)” の例文
「お父つぁんのは、両行李ごうりぎゅうぎゅうにつめこんであげよ。お前のは軽くいれてな、なにせ、大きい弁当箱じゃもん。梅干うめぼしは見えんほど御飯の中に押しこまにゃ、ふたに穴があくさかい」
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)