螺旋口ねぢぐち)” の例文
譬て見れば、蒸気の螺旋口ねぢぐちを千ばかりも一度に開けて、蒸気を出すやうな音なのでございます。わたくし共は渦巻を取り巻いてゐる波頭の帯の所に乗り掛かつたのでございます。
うづしほ (新字旧仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)