蜻蜓州せいていしゅう)” の例文
もしそれ彼の蜻蜓州せいていしゅうの頭尾を蹈破して、天下を狭しとするの雄心を生じたるが如きは、活ける学問の学問たる所以と知らずや。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
蹉跌さてつ彼において何かあらん、彼は蜻蜓州せいていしゅうの頭尾を踏み破りて、満目まんもく江山こうざんにその磊塊らいかいの気を養えり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)