蛮貊盛わんぱくざか)” の例文
さても変れば変る者かな、しょうの郷を出でしは七年の昔、彼が十三、四の蛮貊盛わんぱくざかりなりし頃なり、しかるに今は妻をさえ迎えて、遠からず父と呼ばるる身の上なりとか。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)