虚霊皎潔きょれいこうけつ)” の例文
着衣喫飯の主人公たる我は何物ぞと考え考えてせんめてくると、仕舞しまいには、自分と世界との障壁しょうへきがなくなって天地が一枚で出来た様な虚霊皎潔きょれいこうけつな心持になる。
高浜虚子著『鶏頭』序 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)