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蘞
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ゑぐ
ふりがな文庫
“
蘞
(
ゑぐ
)” の例文
縁側の柱につかまつて岬に砕ける波が燐光をはなつのを眺めてると気管のへんが
蘞
(
ゑぐ
)
くなつて涙がとめどもなく頬をつたはる。
銀の匙
(新字旧仮名)
/
中勘助
(著)
と、江戸ツ子一流の
蘞
(
ゑぐ
)
い皮肉を投げつけたので、文麟は目を白黒させたといふ事だ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
蘞
部首:⾋
20画